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第11回公演「崩壊」(Next Generation's Theater 2007参加)

「なんだか僕の一生も、一段落のついたのを、どこかで感じていたよ。」

一面真っ黒なその世界は、白の線で区分けがなされている。それは家の間取り図のようにも、また、どこかの町の地図のようにも見える。
僕はそんな色彩を失った世界で生活している。
そして眠れば決まってひどく色彩のある奇妙な夢を見る。
夢と現実の狭間で、僕の神経はもうすっかり衰弱しきっていた――。

芥川龍之介の晩年の作品「歯車」を題材に、生と死、現実と夢と妄想を描いた、奇妙な物語。

最後のNGTのテーマは「文豪」。
芥川龍之介の晩年の作品「歯車」を下敷きに、不思議なトーンで書かれた「河童」、未定稿であった「人を殺したかしら」(「夢」と改題)を織り交ぜ、奇妙な世界を創り上げた。
舞台監督にF.G.S.の森田正憲氏を招き、また、キャストも多種多様なメンバーを呼ぶなど、実に百鬼夜行な座組みであったが、史上最高のカンパニーができあがった。

上演記録

Next Generation's Theater 2007 #002
劇団 二番目の庭 第11回公演 「崩壊」 (芥川龍之介「歯車」より)
2007年5月11日(金)〜13日(日) 北九州芸術劇場 小劇場

【出演】
河村裕子・葉山太司(飛ぶ劇場)・梅田剛利(劇団翔空間)・吉本あゆみ・今井貴之・野口和夫
織田慎太郎(Village80%)・近藤紀子(夢の工場)

【スタッフ】
作・演出 藤本瑞樹
舞台監督 森田正憲(F.G.S.)
舞台機構 奥武宏起(北九州芸術劇場)
照明 太田勝之(SAM)
音響プラン 塚本浩平(北九州芸術劇場)
音響操作 雑賀慎吾(北九州芸術劇場)
音楽 泊達夫

宣伝美術・web情宣 筥松新町現代芸術研究会
制作 藤本瑞樹・河村裕子

主催:劇団 二番目の庭・(財)北九州市芸術文化振興財団
共催:北九州市・北九州市教育委員会
企画・製作:北九州芸術劇場